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京都北山吹奏楽団では、

楽器輸送(キャリー)の円滑化のために楽団専用トラックを2005年6月に導入し、毎回の練習、本番で運行しています。

ここは、キャリーとエルフのお部屋です。



           (初代エルフ)
 ■初代「エルフ」

【登 場】
 初代「エルフ」は、2005年6月に京都北山吹奏楽団にやってきました。

 それまでは、団員の自家用車に打楽器を載せて運んだり、レンタカーを借りたりしていましたが、楽団が所有する打楽器が充実してくると、それもだんだん大変になってきました。

 そこで、団員みんなで相談し、中古のアルミバンのトラックを買うことにしました。

 こうしてやってきたのが初代「エルフ」です。「エルフ」は、いすゞ自動車が誇る小型トラックの車種名です。

 初代エルフは、いすゞ自動車の京都中古車センターで次の活躍の機会を待っていたのですが、ある団員のリサーチで見つけ出され、京都北山吹奏楽団を第二の活躍の場にすることになりました。

 見つかったエルフは、当時の楽団の資金でギリギリ購入することができた数少ない1台でした。
 誰か個人がお金を出すのではなく、団員みんなの力で買うことができました。
 そして、楽団で維持して行く見通しも何とか立ちました。

 しかし、それだけではなかったのです。
 アルミバンの荷室の扉を開けてみてビックリしました。
 荷室の中に棚が設置されており、その棚の高さが丁度下にティンパニが収納できる高さになっていたのです。 
 まさに奇跡の1台でした。

 それ以来、エルフは毎回の練習、本番に大活躍することになります。
 こうして、毎回の練習に、本番通りの打楽器が使えるという一般バンドの理想を実現することができたのです。

 積み込みは独自の方式を開発。荷室には楽器が効率よく積み込まれ、その手順も出来上がりました。もちろん、打楽器を傷めないよう養生や固縛にも工夫を施しています。
 日を重ねるごとに団員の積込みスキルはぐんぐん向上し、2トン車の荷室一杯の打楽器を短時間で積み込めるようになりました。効率的な積込みに欠かせない「特殊用語」も年を重ねるごとに充実し、その多彩さには際限がありません。

 
       (引退前の記念撮影)
【引 退】
 そのエルフも故障がちになり、荷室も狭くなってきたため、2014年1月をもって引退することになりました。
 楽団の練習も1000回を数える節目の時です。

 その使命は、二代目のトラックに引き継がれました。

 エルフは、中古車として再び引き取られました。おそらくは輸出され、その残りの人生を東南アジアの経済発展のために尽くすことになるのでしょう。

 初代エルフの貢献に感謝し、二代目トラックはやはり「エルフ」と呼ぶことにしました。本当は、他社の車種なんですが。

 初代エルフ、長い間ありがとう。これからも末永く元気で暮らして下さい。

   ■二代目「エルフ」
 
 というわけで、「エルフ」と呼ぶことになった二代目トラックは、2014年1月25日に納車されました。

 二代目エルフは、荷室が少し長くなり、パワーゲート装備です。
 これで、チャイムの輸送にも手軽に対応できます。
 荷室内の荷役用具は、初代エルフの経験を生かして改良され、より確実、より迅速な積付けを可能にしました。

 初代同様、末永く大活躍してくれることと思います。


Kyoto Kitayama Wind Band